OracleのDATE型を持つテーブルに対してEntityとDaoインターフェースを定義する。
EntityにはTimeStampProperty属性を指定する。
Daoインターフェースには、InsertメソッドとUpdateメソッドを定義する。

Insertメソッドの後に続けてUpdateメソッドを実行するとEntityのTimeStampプロパティの値とDBレコードのTimeStampカラムの値は等しいので
NotSingleRowUpdatedRuntimeException例外は発生しない、ことが正しい動きになる。
しかし、NotSingleRowUpdatedRuntimeException例外が発生する。
そのため、TimeStampPropertyによる排他制御がはたらかない。

原因として考えられるのが、OracleのDATE型は秒までの精度に対し、TimeStampPropertyで取得する現在日時はミリ秒の精度になる。
そのため、切り捨てられたミリ秒が異なるのでNotSingleRowUpdatedRuntimeException例外が発生する、と考えられる。