S2HsqldbServer

概要

S2HsqldbServerは、Seasar2起動時にhsqldbをサーバモードで立ち上げるためのS2コンポーネントです。
hsqldbはバージョン1.7.3をご使用ください。
(1.7.2でも動作するとは思いますが、うちの環境ではそもそもhsqldb1.7.2がうまく動かないので、どなたかテストしてみてうまく動いたら教えてください。m(_)m)

使用方法

※Webアプリケーション上で使用する方法を示します。Tomcat5.5+Struts1.1環境にて動作確認済み。

  1. ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。
  2. その中にある「s2-hsqldbserver-X.X.X.jar」を、クラスパスが通せるフォルダに保存し、プロジェクトのクラスパスに追加します。
  3. hsqldbのデータファイルをプロジェクト内にフォルダを作って含めます。以降このパスを%DBDATA_PATH%、データベース名を%DBDATA_NAME%とします。
  4. ZIPファイル中にある「hsql.dicon」の内容を下記のように修正します。
    <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
    <!DOCTYPE components PUBLIC "-//SEASAR2.1//DTD S2Container//EN"
        "http://www.seasar.org/dtd/components21.dtd">
    
    <components namespace="S2HsqldbServer">
      <component name="xaDataSource" class="org.seasar.server.hsqldb.HsqldbServerImpl">
        <property name="database">"%DBDATA_PATH%/%DBDATA_NAME"</property> ← ここを修正。要ダブルクォート。
        <property name="dbname">"dbname"</property> ← この行は消してOK!
        <property name="port">9001</property>
        <property name="silent">false</property>
        <property name="trace">false</property>
        <property name="tls">false</property>
        
        <property name="user">"sa"</property>
        <property name="password">""</property>
        
        <initMethod    name="start" />
        <destroyMethod name="stop">
          <arg>@org.seasar.server.hsqldb.HsqldbServer@SHUTDOWN_MODE_COMPACT</arg>
        </destroyMethod>
      </component>
    </components>
  5. このhsql.diconファイルを、他のdiconファイルと同じように任意の位置に配置します。以降この場所を%DICON_PATH%とします。
  6. app.diconファイル中に、上記hsql.diconファイルの記述を追加します。(下記参照)
    <components>
        ・・・・・・・
        <include path="%DICON_PATH$/hsql.dicon"/>
    </components>
  7. WARファイルを作ってデプロイするなり、Tomcatランチャなどで直接APサーバを起動するなりすると、S2起動時にapp.dicon⇒hsql.diconという順でロードされ、hsqldbが起動します。

あとは、j2ee.dicon中に起動しているhsqldbへの接続情報を記述すれば他のDBMSへの接続と同じように使用できます。(下記は記述例)

    <component name="xaDataSource"
        class="org.seasar.extension.dbcp.impl.XADataSourceImpl">
        <property name="driverClassName">
            "org.hsqldb.jdbcDriver"
        </property>
        <property name="URL">
            "jdbc:hsqldb:hsql://localhost:9001"
        </property>
        <property name="user">"sa"</property>
        <property name="password">""</property>
    </component>

開発者

あもい(http://d.hatena.ne.jp/amoiioma/)

開発情報

2005-01-14 S2HsqldbServer0.0.2 新規公開

ダウンロード

files2-hsqldbserver-0.0.2.zip

コメント

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  • HSQL1.8でorg.hsqldb.HsqlPropertiesからorg.hsqldb.persist.HsqlPropertiesに変更になったよ! -- J.r0ck 2005-07-30 16:51:30 (土)
  • HSQLDB1.8からorg.hsqldb.HsqlPropertiesがorg.hsqldb.persist.HsqlPropertiesになったよ! -- J.r0ck 2005-07-30 16:53:11 (土)
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Last-modified: 2005-04-25 (月) 00:00:00