DeployToMaven2RepoRemote

注意

ここに記載するWebDAVを利用したデプロイ方法は、3月10日(土) 25:30以降有効になります。それ以前は、SCPを利用するDeployToMaven2RepoRemoteWithSCPの手順でデプロイしてください。

概要

このページでは、maven.seasar.orgのMaven2レポジトリへリリース物をWebDAV経由(HTTPS通信)でデプロイする方法について記述します。その他のMaven情報については MavenInformation を参照してください。

準備

初回のみ行うこと

1度行えば良いモノ。

毎回必要なこと

デプロイ時に毎回行うモノ。

プロジェクト設定 (pom.xml)

# s2containerのpom.xmlを参考にしてください。

<build/>

SCP方式から移行する際にこのように変更する必要有り

WebDAV経由でデプロイするために必要なモジュール定義を追加します。

 <build>
     ... 省略 ...
   <extensions>
     <extension>
       <groupId>org.apache.maven.wagon</groupId>
       <artifactId>wagon-webdav</artifactId>
     </extension>
   </extensions>
 </build>

<distributionManagement/>

SCP方式から移行する際にこのように変更する必要有り

pom.xmlにSeasarプロジェクト用のデプロイ先リポジトリを記述します。このリポジトリ設定はurl含めて全プロジェクトで共通です。

 <distributionManagement>
   <repository>
     <uniqueVersion>false</uniqueVersion>
     <id>maven.seasar.org</id>
     <name>The Seasar Foundation Maven2 Repository</name>
     <url>dav:https://www.seasar.org/maven/maven2</url>
   </repository>
   <snapshotRepository>
     <uniqueVersion>true</uniqueVersion>
     <id>maven.seasar.org</id>
     <name>The Seasar Foundation Maven2 Snapshot Repository</name>
     <url>dav:https://www.seasar.org/maven/maven2-snapshot</url>
   </snapshotRepository>
 </distributionManagement>

環境設定(settings.xml)

SCP方式から移行する際にこのように変更する必要有り

${user.home}/.m2/ に settings.xml というXMLファイルを作成します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<settings>
  <servers>
   <server>
     <id>maven.seasar.org</id>
     <username>コミッタアカウントのユーザ名</username>
     <password>コミッタアカウントのパスワード</password>
   </server>
  </servers>
</settings>

※ パスワードを記述するため、settings.xmlの取り扱いには気をつけてください。

デプロイ実行

pom.xmlが置かれているディレクトリで次のコマンドを実行してください。

mvn clean source:jar javadoc:jar deploy -DupdateReleaseInfo=true

※s2container, s2jsf, s2dao, teedaはpom.xmlで設定してありますので、↓のコマンドでOKです。

mvn clean deploy

成功すると、リモートレポジトリへデプロイされます。 (クリーンビルド → 単体テスト実行 → jarファイル作成 → Maven2リモートレポジトリへのデプロイ、が行われます。)

配布zipアーカイブの作成にはantを使用しているので、続けて

ant dist

してzipを作成してください。

※zip等の配布アーカイブを作成する場合は、Maven2リポジトリへデプロイしたjarを配布アーカイブに含めるように気をつけてください。(再度ビルドしないように)

エラー集

401 Unauthorized

[INFO] Error deploying artifact: Failed to transfer file: https://www.seasar.org/maven/maven2/org/seasar/... Return code is: 401 Unauthorized

無視して良いエラー

HTTP/1.1 401 Authorization Required

情報: Already tried to authenticate with 'maven webdav repository' authentication realm at www.seasar.org, but still receiving: HTTP/1.1 401 Authorization Required

上記のエラーが表示されても最後にBUILD SUCCESSFULと最後に表示されている場合は、このエラーは無視して構いません。これは、デプロイするプロジェクトより上位ディレクトリである org/seasar 部分のディレクトリを触ろうとした時に表示されるエラーで、実際にプロダクトをデプロイする際に成功している場合は、最後にBUILD SUCCESSFULと表示されます。

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